新聞にこんな記事が出ていました。
「経済産業省は13日、2017年をめどに都市ガスの家庭向け販売にいろいろな企業が参入できるよう自由化する方針を決めた。
16年4月には電力の家庭向け販売も自由化されることになっており、合わせて10兆円規模の電力・ガス市場が開放される。
これによって電力会社とガス会社がお互いに参入しあったり、ほかの業界から新規参入したりして、価格やサービスを競い合うことになる。 」
電力が来年自由化されるのは、決まっていますが、ガスまでも自由化されることになりそうです。
東京電力は、電気とガスのセット販売に乗り出すようですが、
震災前までは、電化住宅を強力に推し進めていたのに、少しびっくりしました。
以下抜粋
「東京電力の数土文夫会長は8日、朝日新聞とのインタビューに応じ、早ければ2017年から全国で家庭向けに電気とガスのセット販売に乗り出す方針を明らかにした。携帯電話会社などと提携し、通信サービスもセットで売ることも検討しているという。
実現すれば、電気料金やガス料金、インターネット料金のセット割引など、さまざまな組み合わせのサービスが生まれ、家庭にとっては選択肢が増える。ほかの電力会社やガス会社、通信会社も同様のサービスに乗り出す可能性が高く、競争によって各料金が安くなることも期待される。
いまは、ガス事業法で、家庭向けの都市ガス販売は、地域でひとつのガス会社が独占することになっている。しかし、政府は法律を改正し、17年をめどに各家庭向けのガス販売も自由化する考えで、数土氏は「当然参加していく」と参入の意向を示した。15年度中にも、各家庭につながるパイプラインを持つ都市ガス会社の中から提携先を探し、電気とガスのセット販売ができる体制を整える方針だ。」
消費者からすれば、価格競争も生まれ、サービスが良くなれば良いことですが、
住宅を購入する時には、どのエネルギーで、どんな設備を採用し、どこの会社と契約するのか・・・、
かなり迷う事になりそうですので、慎重にチョイスしたいものですね。