寒くなりました。

2018/12/11(火) 2019年4月まで

先日までの暖かさが嘘のように寒くなりましたね。

 

暖房に関しては新築の際にどの方式にするかというのは、迷われる点の一つでもあります。

大きく分けると

・エアコン

・床暖

・温水式暖房機

・蓄熱暖房

 

などでしょうか?あと、蒔きストーブやペレットストーブもありますが

これ単体では現実的でないので、エアコン、若しくは床暖などを組み合わせますね。

 

一番、シンプルなのはやはりエアコンです。

 

 

最近のエアコンの省エネ性能は、目覚しいものがあり、

冷房は必ず必要ですので、暖房に対してのイニシャルコストがかからないのでお手軽です。

また弊社は、ほとんどお客様が、天井に埋め込み式を採用されますので

見た目もスッキリしますし、自動清掃機能も、もちろんばっちりです!!

 

 ただ、やはり乾燥はしてしまいますし、機械の特性上、

寒くなればなるほど効きが悪く感じます。

 

そういった意味では、床暖房の気持ち良さは別格です。

輻射熱の(簡単に例えるとひなたぼっこをしてるような暖かさ)、

あの心地よさを体験すると、エアコンでは、もの足りなくなるかもしれません。

 

ただ、イニシャルコストがそれなりにかかるのと、床材に無垢材が使えなくなる点は残念な点です。

無垢材の中でも、床暖房が可能な商品はあるのですが、非常に少なく、価格も高価である点を考えると

あまり現実的でないです。

 

 

 

 

 

そういった意味では、輻射熱の心地よさと無垢床も使える点では、

蓄熱暖房機が一択です。

北海道などでは、とても普及している暖房器具で、

価格の安い深夜電力を使い、暖房機内部のレンガに熱を溜め込んで、

昼間に放出するというシンプルな方式なのですが、

じわじわと自然放出するので、24時間暖房が可能になります。(ファンを回して、強制的に放出も可能)

 

私は蓄熱暖房の一番の良さは、ここの点かなとも思います。

朝起きてもほんのり暖かい、外出先から帰宅した際も、スイッチ入れるまでもなく

暖かいのですね。この幸福感は、他の暖房では味わえないです。(笑)

 

ただデメリットは、レンガが内部に積み込まれていますから、

サイズも大きく場所をとります。

見えないところに設置できれば良いのですが、それなりの大きさですので

まったく見えないようにするのは、現実的には難しいかもしれません。

 

 

 また同じく無垢材が使いたいというお客様は、温水式のルームヒーターも選択肢の一つです。

 

 

 

石油ファンヒーターは、燃焼させるので、空気が汚れてしまい

弊社のような気密性の高い建物では、あまりオススメできません。

ただ、ガス給湯器などの熱を利用した温水式であれば、空気を汚すこともないので

換気も不必要で、快適にお使い頂けます。

 

 

最近はエコキュートと同レベルの省エネ性とパワフルな暖房能力を持ち合わせるハイブリッド給湯器の

普及で、こういった温水式の暖房機も増えつつあります。(浴室暖房機も電気式に比べ格段に暖かいです)

デメリットは、温水コンセントを事前に配管しなければいけませんので

暖房機プラス工事代がかかる事です。

 

こうしてみるとそれぞれにメリット、デメリットがありますので

お気軽にお問い合わせください。

 

 

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