長期優良住宅
2019/04/17(水)
2019年4月まで
長期優良住宅の基礎工事が進んでいます。
平成21年6月に施行された長期優良住宅は、
従来の「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、
「いいものを作って、きちんと手入れをして長く大切に使う」ストック活用型の社会への転換を目的として、
長期にわたり住み続けられるための措置が講じられた優良な住宅として位置づけられていることはご存じでしょうか。
全国の実績を見ても毎年減少することもなく10万戸前後が建築されています。
県別の実績を見ると岡山県は毎年2千戸前後の認定報告があり、他県と比べても上位戸数という事で関心の高さがうかがえます。
普通の家と何が違うの?
って思う方もいらっしゃると思いますが、
コムハウジングの標準仕様の家と比較すると
維持管理のための各仕様が少しグレードアップ(?)するという事、
引き渡し後の定期点検なども含め建物の維持管理を継続するという事、
きちんと申請を行い、審査機関でのチェックを経て認定書を発行していただくという事でしょうか。
その他の点は十分長期優良住宅の仕様同等のスペックとなっています。
維持管理のグレードアップの一つとして水道工事の排水配管を標準配管工法から
下図のようなさや管の中に可とう管を配管する工法とする必要があります。
↓↓↓これが今、基礎工事を進めている長期優良住宅の現場のさや管配管です。
写真から排水配管の外に一回り大きな配管が埋設されているのがわかるでしょうか。
長期優良住宅認定制度の概要
これらにより長く安心して住める家づくりをしているというわけです。
長期優良住宅には税制優遇があったり、資産価値が上がるという事もありますので
興味のある方は、プランニングの際にでもお尋ねくださいね(^^)