パース
『営業に活かせるパース講座』に行ってきました。
講師の先生は、全国を駆け回るある工務店(他県)の社長さんとのこと。
お話も面白く、(話し方が上手!)あっという間の3時間でした。
今回のお話はパース講座のオリエンテーション編ということで、色彩(カラー)に関する内容が殆どでした。
お話の中で”素晴らしい”と感心したことはその内容ではなく、社長の姿勢というか、お客様への思いです。当たり前のことなんだけど普段できていない事、できにくいことでした。
私たちは、建築の仕事をしているから当たり前だと思っている事、
それはお客様の知らない事の場合もある。
ということです。
GL±0
FL+300
CH2500
何の暗号?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
GL=地盤面、FL=床面、CH=天井高さ
当たり前のように図面に記している記号です。
あまり説明することはありませんが、お客様に図面で説明しても高さ方向を文字で記しただけでは立体に見えない方が殆どではないか。それで説明になっているのかと、ドキッとするお話もありました。
そしてプランを考えるときに落書き程度に描くパースは、自信もないし自分が考えるためにだけ描くものになっていることに気が付きました。
誰でもできる無機質なデジタル画像ではなく、上手い下手ではなく、お客様のために、お客様に図面を理解していただくために心を込めて描くものであって欲しいという先生の話にすごく共感しました。
今後の仕事に大きく役立つ3時間でした。
オリエンテーション編のラスト5分程で書いたのがこれ→
お恥ずかしいパースですが、(5分ですから5分 ^^ゞ)雰囲気は伝わりますよね;
パース=鳥瞰図・・・お部屋の中や外観を分かりやすく立体的に描くスケッチのようなものです。
図面じゃわからないよという時はご要望ください。
出さないでいたら上達しない、出せば上達する!という先生のお言葉を信じ、少しずつですが頑張りたいと思います(^O^)