玄関ホール=上がり框?

2018/08/22(水) 2019年4月まで

一般的な玄関は、外から入ってきて土間部分で靴を脱ぎ、

「上がり框(かまち)」と呼ばれる15cmほどの段差から室内に入っていくものです。

その当たり前と思っている習慣では面白くないと、

昔の住まいの土間を模したような玄関土間と室内の床を一体化することで

広がりを持たせた玄関ホールの提案があります。

      

段差を極力小さくし、玄関土間と同じタイル仕上げとすることで

農家住宅の奥へと続く土間空間のような広がりと曖昧さが空間に面白みを出してくれます。


一番右の写真の事例は本当に段差ゼロで玄関土間からリビングへとつながっていきます。


真ん中の写真の事例はこの玄関から次の写真の和室空間へと
ホール全体をタイル仕上げとすることでゆったりとした土間空間を演出しています。



段差がないと砂が上がりやすいとか、どこで靴を脱ぐの?とか思うことはあると思いますが

上がり框・・・・なくても大丈夫です(^-^)

当たり前を変えれるのも個人住宅の面白さですね!

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