和室造作のいろいろ
2015/10/06(火)
2019年4月まで
木工事がもうじき終了の現場へ行ってきました。
こちらの家の和室は、真壁(柱を見せる仕様)で、本格的な和室となっています。
床柱には、杉の絞り丸太、床板はケヤキを採用し、天井は、杉の中杢となります。
下の写真でサッシの真ん中に中鴨居が見えると思いますが、
これは前のお住まいで使っていた欄間と障子を使うために入っていまして
サッシのサイズもそれに合わせて特注サイズになっています。
そして最後の写真は、これまた今まで使っていた障子を取り付けるために、制作した8角形の開口。
これを造るのは、なかなか根気がいったようです。
愛着あるものを新築の家に使うのは、それに合わせるためにサイズを特注ににしたりと
返って手間や費用がかかることもありますが、それ以上に気に入ったものを使い続ける喜びは
まさにプライスレスですよね