外壁
2014/10/27(月)
2019年4月まで
打合せの中で、お客様が迷われる事が多いのが、外壁です。
外観の印象を決定づけるものですから、当然と言えば当然ですね。
主に外壁材は、窯業系のサイディング、塗り壁、ほぼメンテナンスフリーなタイルが主流かと思います。
(もちろん、他にもガルバリウム鋼鈑や焼板,ALCなどもありますが)
中でも、「雰囲気は塗り壁が好きなんだけど、汚れが気になるなぁ」という方がとても多いですね。
確かに最近のサイディング材には、親水性の汚れ防止機能が付いているものが多く、また少し高価にはなりますが
光触媒によって、太陽の光で汚れを分解するようなものまで発売されていますので、
サッシ部分の雨だれなどが、付きにくくなっています。また、価格も塗りの方が一般的には、高くなりますので、
「汚れが付きづらく、コストパフォーマンスに優れるサイディング」を選択するか、
「価格は少し高いし、汚れも少し心配だけど雰囲気は最高な塗り」にするか、とても悩ましいですね。
それぞれの、機能性について、お話しすると
とても長くなるので、ここでは省きますが、二つを上手に組み合わせて考えるのも◎だと思います。
サイディングの中には、一見タイルに見える雰囲気の良いものもありますし、サイディングにしか表現できない質感の
ものもあります。 また塗りにしても、少し濃いめの色を選ぶことで汚れが目立ちにくくもなりますね。
昨日、打合せをさせて頂いたお客様は、メインは塗り壁で、そこにタイルとサイディングも使うという3重奏となりました。
見た目の質感だけでなく、メンテナンス性やコストを吟味した結果ですが、こだわりの仕様となり今から楽しみです