ビニール素材
当社のオープンハウスにお越し頂いた事のある方は、
おそらく一度はご覧頂いていると思いますが、ビニール素材の床材について、少しご紹介します。
ビニールと聞くと「安っぽい」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんね。
色々な種類がありますが、一般的には、タイルのように300~600角ぐらいの大きさのものや、
アパートなどでよく使われているフワフワしたシート状のいうゆる「クッションフロア」でしょうか。
当社がよく、トイレや洗面所などで採用しているには、前者のビニルタイルで
どちらかというと店舗などに使われる方が多いかもしれません。
ビニルタイルは、材料の価格は、当然タイルより低い価格になっており、しかもタイルの寒い時期に感じる冷たさがありません。
ただ、普通に貼ってしまうと、やはり素材感からくる安っぽさが出てしまいますので、当社では、目地棒を使用することで
一見、本物のタイルと同じように見えるように施工しています
事実、よく「お客様から、これタイルですか?」というご質問を頂く事も多く、安っぽさは全くないと思います。
ただ、この目地棒の巾は3mm程度しかなく慣れた職人さんでなければ、きれいに施工する事が出来ないんですね・・・。
また、違った材料でいえば、タタミのように、ビニールを編みこんで、シート状にしている「ビニル織物シート」も良く採用する床材です。
これは何といっても、編み込んでいるので、滑らないという事から階段によく採用しますし、当然ビニル素材ですので
洗面所や脱衣の床材にも最適です。
以前、温泉の脱衣場にも使われていたのを見たこともありますし
ビニルの特性のひとつである、カラーバリーエーションも豊富ですので、ケーキ屋さんの床にも使われていたのを
目にした事もあります。
綺麗に施工する技術とカラーリングを上手にまとめるデザイン力があれば、コストもタイルより圧倒的に安く、
冬のヒンヤリ感もなく、水に強いビニル素材は、とても使い勝手の良い素材なのであります