地鎮祭の前に

近々地鎮祭を予定しているお客様の土地なんですが、道路と敷地に数十センチの高低差があるので、車が出入りできるように少し土地を整えています。

先日のブログではないですが、この土地にはもともと立派な桜の木が植えてあって、土地を決めた当初から、お施主様とも「なんとか残す方法はないかな？」と話をしておりました。

枝の広がりが7-8mはあろうかという大きな木でしたが、特に桜は地中に同じくらいの範囲に根を広げるらしく、建物の基礎に影響があってもいけない、ということで、今回は少し残念でしたが伐採をしました。

敷地の形や大きさにもよりますが、中庭を造ると、駐車スペースを除いて敷地いっぱいに家が建つというケースが多く、外構工事の範囲が小さくて済むんですね。場合によっては『ゼロ』なんてお客様もいらっしゃいます。

その代わり、四季の移り変わりをしっかりと楽しめる中庭を設けることで、気持ちの良いリビング空間が出来上がるというわけです。

地鎮祭が終わればいよいよ着工です。切ってしまった桜の分も取り返せるくらいの気持ちの良い建物になるよう、頑張ってまいります。