吸音・遮音

2014/08/25(月) 2019年4月まで

以前、このブログでもご紹介しました防音室のある建物も、順調に工事が進んでいまして

防音室も仕上げの吸音パネルなどの施工が完了しました。

防音室は、音が漏れないように遮音材などで、しっかりと気密をとるようになりますで、

当然ですが「音が部屋の外に出て行かない=部屋の中で反響する」事になります。

その状態だけで、仕上げてしまうと大きな音量で映画をみたり、

楽器の演奏などをすると、「反響音がキンキンとうるさくて、

どうにもならない」部屋となってしまいます。

ですので、遮音と吸音を兼ねた建材を天井や壁に施工する事になりまして

写真は、いずれも 吸音材となります。

P1000486

P1000487

小さい穴があいているのが、壁のもので、

デコボコした感じのものが天井です。

床もフローリングより吸音効果のあるカーペット、壁にクロスを使うところは

ビニールクロスではなく、これも吸音効果のある布クロスを貼るようになるんですね。

実際、こちらの現場の工務担当も「吸音材を施工する前は、かなり反響していたけど、

施工したあとは、全く違う」と言っていました。

カーペットなどの施工はまだですので、完成した時が、どんな音響具合になるのか

今からとても楽しみです。