ダウンライトの使い方と天井の形状
2016/03/19(土)
2019年4月まで
コムハウジングでは照明器具の多くにダウンライトを使っています。
天井面にすっきり納まってしまうので部屋が広く感じられる効果があるのですが、
それと同時にダイニングテーブルの上につけたペンダントライトを際立たせる効果もあります。
先週のオープンハウスで取り付けていたペンダントはルイスポールセン社のもので、形や大きさこそシンプルなものですが、色使いが絶妙でした。
お客様チョイスのそれは、グレー×ターコイズ、ホワイト×イエロー、グリーン×ゴールドになっており、ダイニングチェアに腰を下ろさないと気付かない高さに取り付けています。
明るく軽快な部屋のイメージと相まって、食事の時間が一層楽しくなりそうです。
また、化粧梁を付けたり、折り上げ天井、板張り天井のように天井自体に表情があるときには、ダイニングスペースにも敢えてダウンライトを使うこともあります。
そういったときには天井の雰囲気を壊さないように気をつけながら空間を照らします。
照明器具の選び方や天井の形などは平面図や間取り図のような上から見た図面では見えにくい部分なのですが、
もしかすると間取りと同じくらいに家全体のイメージを左右する部分かも知れません。
『この照明器具カッコイイな』
「折り上げ天井は雰囲気いいかも?」
など、初期プランの段階から部屋の出来上がりをしっかりイメージすることでトータルバランスの良い建物になりますので、ぜひ、頭の片隅に入れておいて下さい。