玄関の段差
2016/10/24(月)
2019年4月まで
玄関の段差ですが、昔の家はかなり段差がある家が多かったですね。
1段では、上りきれないので、「式台」という板を取り付け、2段に分けているわけです。
(式台の由来は武家屋敷にて、来客者が地面に降りることなく、
かごに乗れるように設けられた板の間だったそうです)
近年は、バリアフリー化の流れもあり、段差が小さくなってきていてます。
弊社でも、お客様のご意向にもよりますが、15センチ程度が多いでしょうか?
先日も打ち合わせの中で、玄関を広く見せたいというお客様のご意向もあり、
段差を少なくし、さらに玄関土間(下足部分)とホール部を
同じ素材のタイルで仕上げるようになりました。
この場合の段差は、7~8センチぐらいが多いですね。
素材も同じで、これぐらいの段差だと、もうホントに「玄関」というより、「ホール」というようなイメージに
ガラリと変わります。
そうすることで、空間が一体となり、かなり広く感じることも出来ますし、
弊社自慢の中庭にも面した玄関の配置になっていますので、
さらに気持ち良い空間に仕上がる予定です。