モデルハウスの内容についてのブログ、第3弾です。
弊社の構造は全棟耐震等級3をクリアしております。 注文住宅ばかりの弊社ですので、
1棟1棟間取りが違うわけですが、全棟構造計算を行い、第三者の設計検査に合格して着工の流れになります。
さらには、弊社こだわりの耐震アイテムが「タイトニック」という耐震座金。
構造材を固定するボルトを締め付ける金物ですが
木材が乾燥・収縮して緩んでしまった際にも内部のスプリングによって追従し、固定してくれます。
それにより、新築当初の耐震性を長期に渡り確保できるようになるのですね。
モデルハウスは、当然この2点は採用されている訳ですが、今回はさらに構造に新しいアイテムを採用しました。
その名もブルースリーならぬ「ブレースリー」という制震装置です。
当社の構造アイテムは、紛らわしいネーミングばかりになってしまいましたが(笑)、性能は確かです。
この商品はアルミ製なのですが、新幹線に使われている特殊アルミ合金が使われていて、
特殊な熱処理技術による靭性(粘り)により高いエネルギー吸収効果を実現しています。
また耐久性・耐食性に優れるアルミ製のため、耐久性に優れ、
肝心の制震性能は、地震の揺れを30~50%、最大で73%軽減してくれます。
実際の制震実験動画はこちらです。
価格も住友ゴムの「ミライエ」に比べて3割ほど安く取り付け可能な点も嬉しいところですね。
通常は、壁の中に入って隠れてしまうものですが、モデルハウスでは
実物を見ていただけるように設置しますので是非、ご覧下さい。