光の取り込み方
2014/01/15(水)
2019年4月まで
こちらの現場は、敷地条件がかなり特殊でして、
南側にある住宅とかなり接近した配置に
せざるを得ない状況に加えて、さらには、その南側の敷地が
1段高い高さとなっています。ですので一般的な建て方をすると、ほぼ100%、
冬には光が入らない暗い住宅になってしまいます。
事実、以前建っていた家は、冬にはほとんど光が入らなかったそうです。
今回の設計でも、当然プライバシーを守る「中庭」は、ありますが
よりサンサンと光を取り込むため、
写真のように、吹抜け上部に大きなサッシを取りつけ、
さらには、トップライトを設置しているんですね。
「中庭」だけでなく、光は色んなところから取り込む事が可能ですが、
その現場、現場の状況で、光の取り込み方は変えて行きます。
少し、大げさな言い方になりますが、
どんな敷地条件であっても、「光がたっぷりと入る」明るい住宅を建てる事は
住宅会社の使命だと考えています。