トーヨーキッチンの新しい方向性

2018/10/27(土) 2019年4月まで

トーヨーキッチンのショールームが長い間改装工事を行っていましたが、このたびブランドコンセプトでもある

住むをエンターテイメントにを全面に押し出したインテリアにリニューアルされました。

 

キッチンだけにとどまらず、「住む=ライフスタイル全般」の提案ということで、

カルテルの家具やmoooiの照明、カーペットなどの展示が大幅に増え、一見「家具屋?」と思ってしまうほどにイメージが変わっていましたよ。

昨日のプレオープンイベントにはトーヨーキッチン本社から社長も駆けつけ、これからのメーカーとしての考え方や、ライフスタイルの移り変わりについてなどを熱く語っておられ、

その中で新商品「INO PLUG-IN イノ・プラグ-イン」の紹介もありました。

←ino PLUG-IN

「一昔前はシステムキッチンといえば製品寿命が15年ほどであったが、現在では部材の強度が飛躍的に上がっており、

適切なメンテナンスをしていれば30年以上の耐久性を持つ設備になっているのに、入れ替えサイクルは相変わらず15-20年ほど。

それは使う人のライフスタイルや趣向が多様化しているにもかかわらず、今までのキッチンには可変性がほとんどないから。

それが「INO PLUG-IN」であれば、暮らしの形に変化があったときに必要な要素(エレメント)を繋ぎ合わせる(プラグイン)ことでいつでも最適な形にすることができる」

というのが今回の新商品のコンセプト。

 

基本の箱(コア)は加熱機器と大型のシンク、最小限の収納のみ。

トーヨーキッチン独自の3Dシンクやパラレロシンクは作業・配膳スペースを兼ねていますので、この箱だけで足りてしまう家族もあれば、

家族構成や生活スタイルの変化に合わせてテーブルや収納、食洗機ユニットを繋ぐ(プラグイン)こともできるようになっています。

もちろん子供が独立などした際には、コンパクトな方向に変更することも可能です

 

話の中で、「今までのシステムキッチンの形を全否定するつもりはありませんが・・・」とトーヨーキッチンの社長はしきりに言っていましたが(トーヨーキッチンにも”今までのもの”もたくさん取り扱っていますので)

一般的にI型やL型、対面キッチンが多い中、ライフスタイルを考える際にはひとつの方法として面白いのではないか、という商品でした。

一方で、実際に採用するにはかなりの覚悟が必要だな、とも(笑)

 

トーヨーキッチン、なかなかショールームの敷居が高くて・・・という方もいらっしゃるようですが、今回のリニューアルで外からは椅子や小さめの家具がよく見え、オシャレな家具屋さんのような感じがします。

Staffも「家を建てるのはもう少し先かな、という方にも気軽にショールームに来ていただき、キッチンの色や柄だけではなく、いろいろな考え方を感じてください」とのことですので、気になる方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

https://www.toyokitchen.co.jp/ja/

1ページ (全155ページ中)