制振ダンパー

2024/10/15(火) 日記

先日、当社が採用している制振ダンパー「ブレースリー」の

メーカーである日軽金アクトさんが来社され

色々な話を伺いました。

 

今までは、制振ダンパーの性能を客観的に判断する基準がなく

各社が自由に、自社製品をアピールするだけだったのですが

今後、制振性能に基準が設けられる方向で進んでいるようです。

 

分かりやすく言えば、耐震性能を区分している

耐震等級の制振版ですね。

(当社は、全棟において、最高等級である耐震等級3をクリアしております)

 

 

今年の能登半島地震のような繰り返し起こる大きな地震には

耐震だけでは、限界があり、制振まで兼ね備えておく事で

被害を大きく軽減させる事が出来ます。

 

 

事実、能登半島で「ブレースリー」を採用されていた建物は

現地調査に行かれ、全く被害が無かったとのこと。

今年に入り、急に採用が増えているようです。

 

制振ダンパーは、ゴム製と金属製に分けられるのですが

ゴムは、やはり経年による劣化と、

温度によって性能が左右される点が懸念されます。

製品が違いますが、タイヤでも、夏用タイヤは

気温が7度を下回ると性能が、低下すると言われれていますね。

 

 

一般的にゴム製ダンパーは、-10度~40度ぐらいまでで

性能が発揮されると言われているそうですが

昨今の異常な暑さで、実験数値通りの性能が発揮されるのか

ちょっと心配になります。

 

「ブレースリー」は、性能が温度に左右される事がほとんどないアルミなので

その点は安心頂けると思いますし、経年変化においても有利かと思います。

 

近いうちに起こると言われている大地震への備えは

しっかりとしておきたいですね。

 


岡山で注文住宅を建てる 中庭のある家 コムハウジング 

 

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