和室
プランをする際、お客様からご要望のヒアリングをする際、
ポイントになるものの一つが和室についてです。
「和室を造ったは良いけど、普段全く使わない部屋になって、物置になった」などは、
よく聞く話ですね。
たしかに、今の時代、和室にお通しするフォーマルなお客様が来る事は
ほとんど無いよという方が多いのではないでしょうか?
ご実家の親戚や仲の良い友達であれば、休んで頂く際
リビングにつながっていても、問題はないかと思いますし、
小さなお子様が居るご家庭ですと、
昼寝のスペースとして、使えたりするので、
その方が便利という方も多いですね。
ただやはり、和室は畳コーナーみたいな雰囲気には、したくないなぁと思う方も多く、
「普段使いの和室」 か 「客間としての独立した和室」にするかは、悩ましい点でもあります。
しかし、弊社の「中庭.style」では、両方を兼ね備える事が可能なのですね。
中庭に面するように和室を配置することで、中庭を通して、様子が分かるので
例えば、お昼寝をするお子様の様子も分かります。
(そもそもお昼寝であれば、リビングに繋がったスペースだと音なども響きますので
仕切られた部屋の方が良いかもしれません。)
そうなんです、弊社の和室は「独立はしているけど、つながった和室」になるんですね。
お互いの様子が分かるというのは、住宅ではとても大切で
特に小さなお子様がおられる家庭では、安心して使える部屋になると思うのですね。
どういうことかと言いますと、部屋としては、独立しているので、
例えば、リビングで家族がテレビやゲームなどで賑やかな時でも、
落ち着いて書き物や作業も出来、書斎のように使うことも出来ます。それでも、中庭を通して、
リビングの様子も分かりますから、安心感があります。
さらには、独立しているので、将来、寝室に使うことも可能になります。
リビング続きの和室ですと、音など考えると、寝室には不向きですね。
今週末にオープンハウスを開催する住宅では、中庭に面した気持ちよい和室を
読書スペースとして、計画した建物です。
http://www.comhousing.com/open_house/pdf/20170121-22.pdf
「静かに読書をしたいけど、家族の様子も分かる読書スペースとしての和室」を
是非、ご覧いただけると幸いです。