構造検査

2021/05/15(土) 日記

先日、進行中の現場で役所による構造検査を受けました。

柱や筋交いが図面通り入っているか、基準に適合した金物を使用しているかなどをチェックします。

壁や天井が出来上がってしまうと隠れてしまう部分ですので、しっかりと検査を受け、合格したのちに次の工程に進んでいきます。

今でこそ柱や梁はプレカット(CADで設計されたデータを基に工場であらかじめ加工された木材)を使う建築会社がほとんどですので、接続金物も含め、設計と違うものを使うということは考えられないのですが、検査員の方曰く、それでも2-30件に1件は大工さんのうっかりミスがあるらしく、そのわずかな『うっかり』を見逃さないよう、目を光らせているそうです。

当然ですが、今回の検査での指摘事項はなく、順調に次工程に進むことができました。

 

構造といえば、昔は大工さんの経験や勘で梁の大きさや柱の位置を決めていましたが、今はすべて構造計算の基で梁の大きさや柱、壁の配置などを決定しているので、必要以上に大きな材料を使用する必要もなく、無駄のない設計ができるようになりました。

オープンハウスなどでお客様から『リビングの大きな掃き出し窓は気持ちがいいけど、壁がなくて大丈夫なの?』と聞かれることがありますが、ご安心ください。

一棟一棟、プランごとに壁や床のバランスを考えながら構造計算をしていますので、大きな窓を付けても、耐震性能もしっかりと満足できるものになります。

 


岡山で注文住宅を建てる 中庭のある家 コムハウジング 

 

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