耐震性能

2020/09/29(火) 日記

先日、これから外壁を施工するタイミングの中区の現場へ行ってきました。

ご覧の通り、こちらの建物は、2Fの一部が1Fより飛び出ている形(オーバーハング)になっています。

オーバーハング部には、下に支える柱がないわけですから、

当然ですが、きっちりと構造計算を行い

耐震の最高等級である「耐震等級3」を満たすことを確認したうえで今回のプランが採用されているわけですね。

 

この検査作業を第3者の審査会社が行うことで、より安心して家づくりをして頂けます。

「自社で検討して、大丈夫です」というのと第3者がチェックするのでは、

当然後者の方がご安心頂ける事と思います。

 

そして、施工段階に入ると、今度は図面通りに施工出来ていなければ全く意味がありませんから

「図面通りに鉄筋が入っているか、構造用金物が指定通りに施工されているか」を

これまた第3者の検査会社がチェックを行い、合格してからコンクリート打設や壁を張るという次の工程に

進む事が出来るのですね。

設計、施工ともに第3者のチェックが入ることになります。

今月は防災月間です。コロナに目が行きがちですが、自然災害もいつ起こるか分かりませんので、

新築の際には、出来るだけの耐震性能、制振性能を有した建物にしたいものです。

 

1ページ (全155ページ中)