現場での打ち合わせ
2019/04/27(土)
2019年4月まで
現場監督と大工さんが図面を見ながら相談しています。
ここで使う図面は、お客様が目にすることが多い「プラン図」や「設計図」ではなく、もっと細かな収まりを描いている図面で「施工図」といいます。
たとえば、お客様にお渡しする設計図では「床は〇〇メーカーの〇〇色のフロアーを張ります」としか描いていませんが、
現場監督が作成した施工図では「設計図に描いてあるフロアーをここの角から張っていき、コッチの隅で〇〇センチカットします。そうすれば繋ぎ目も目立たずきれいに見えるし、廃材も減るよね」
ということを図面化して表現します。
そして現場には机も椅子も置いていませんから、写真のように床に這いつくばっての打ち合わせ風景になってしまうんですね(笑)。
時には床に図を描きながら、柱に計算式を書きながら検討することもあり、後に見ると細かい収まりを考えた形跡を見ることができます。
もちろん、家が出来上がると隠れてしまいますし、決して落書きではないので、工事中の現場を見る機会があれば探してみるのも面白いかもしれませんね。