和室は必要?不要?

2017/05/13(土) 2019年4月まで

プランの打ち合わせをするとき、リビングはこんなイメージで、キッチンはこれくらいの広さで、寝室は何帖で・・・みたいなお話をします。おそらく、どこの工務店、ハウスメーカーでも同じでしょう。

ご主人様の書斎や奥様の家事コーナーなどを希望される方もいます。

みなさん頭に思い描くプランがあって、いろいろ考えられているんだなぁ、と実感します。

反対にこちら側から伺うことも、もちろんたくさんあります。

家事動線のとり方や手持ちの家具の有無等の現実的な問いかけから、休みの日の過ごし方や好きな洋服のブランド、スポーツの話など、『家』とは関係ないようなことも話します。

実はこんな話のほうが人柄がうかがえて面白かったりもします。

「37坪くらい3LDKで・・・」

という話からスタートするより

「ゴロンッと昼寝ができる空間がほしい」

とか

「リゾートホテルのような寝室にしたい」

みたいな話から始めたほうがなんだか楽しいんですよね。

そこからプランをまとめて、結果的に37坪、3LDKの建物になるとしても、しっかり充実したプランが出来上がります。

なぜならそれぞれの部屋に理由があるから。

小さくなった子供部屋には小さくなった理由があるし、大きくなったトイレにももちろん理由があります。

さて、表題の件、もちろん和室が必要な家族のカタチもあれば、もしかしたら不要な家族もいるかもしれません。

和室に限らず、『自分たちにはどんなスペースが必要なのか』を一つ一つをしっかり考えることで機能的で、かつ、わくわくするプランが出来上がります。