サイディング
外壁素材に多く見られる「窯業系サイディング」
このサイディングは、横張りにすることが多いのですが、デザインによってはタテ張りが好まれる場合もあります。
また横張りとタテ張りでは施工方法が異なり、仕上がりに違いが出るのでそれについて少しお話しましょう。
<横張りサイディング>を貼るには、下地にあたる胴縁は縦方向へ取り付けます。
殆どのサイディングは横張が可能なので
好みのデザインやカラーを豊富に選べるのは、横張りを選ぶメリットです。
サイディング本体を横方向に張り重ねていくため、幅3m毎に
継ぎ目(シーリング)は縦方向に通ります。
ほとんどのケースにおいて、縦張りに比べて継ぎ目が多くなり、
継ぎ目が原因の不具合やシーリングの打替え費用など、
定期的なチェック、メンテナンスが必要になってきます。
一方で<タテ張りサイディング>は、タテに流れるデザインが多く、
外壁に雨が溜まりにくく、水はけが良いものが多いですね。
縦貼り可能なサイディングは、デザインがシンプルな商品が多く
継ぎ目は横方向に通り、この横方向の継ぎ目には中間水切り(板金)を施工します。
ちょうど1階と2階の梁の部分辺りと大屋根付近に水切りが入るので、
その見た目が嫌だなぁといわれる場合もあります。
継ぎ目を水切りで処理することもあり、シーリング量は少なく
不具合やメンテナンスの機会を減らすことができるという特徴もあります。
新築時の施工費用を抑えることを重視するなら、<横張り>がおすすめです。
サイディングは横張りするほうが職人の数や施工にかかる手間、施工部材費が少なくて済むため、
縦張りするより施工費用が安い傾向があります。
逆に将来的なメンテナンスコストを重視するなら、<縦張り>がおススメです。
横張りは縦張りよりもシーリングを使用する箇所が多くなるのが特徴ですが、
たて、横共にシーリング材は耐用年数が10〜15年ほどと短いため、
定期的なメンテナンスが必要と言われます。
それぞれの特徴、メリット・デメリットを把握し、デザインも含め好みの選択が出来るといいですね♪
岡山で注文住宅を建てる 中庭のある家 コムハウジング
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