耐震と制震
2017/05/09(火)
2019年4月まで
ウェブサイトでもありますように弊社の建物は、
全棟、耐震性能の最高等級である「耐震3等級」をクリアさせています。
耐震等級3とは、国で定められている最低限度の「耐震等級1」の1.5倍の耐震性があるんですね。
ところで、耐震の他にも、制震という言葉も聞いた事がある方も多いかと思います。
これらの違いも分かりにくいと思いますので、あらためて、
耐震・・・地震の力に対して、構造体の力で耐える技術。構造を丈夫にし、地震力を受けても倒壊しないようにする。
制震・・・地震動をエネルギーとして捉え、建物自体に組み込んだエネルギー吸収機構により地震が入力しても抑制する。
建物の揺れを抑え、構造体の損傷が軽減されるため繰り返しの地震に有効。
制震は、上記にもありますように、繰り返しの地震に有効で、
熊本地震を目の当たりにした今、
弊社では、耐震+制震が可能になるよう、検討を進めています。
ちなみに弊社が導入を検討している物は、
最大で70%の揺れを吸収可能なのです。
これだけ揺れを軽減させた上で、
耐震技術でしっかりと揺れに対応する事が出来れば、
まさに鬼に金棒といえますね。
東南海地震が近いと言われる昨今ですので、
できる限りの事はしておきたいものですね。