気密測定
2022/10/29(土)
日記
省エネルギー住宅では高断熱だけではなく、高気密化が重要といわれていますが、
弊社で採用しているウレタン吹き付け工法は断熱性能を確保すると同時に、配管の隙間や柱や梁のボルト穴にまで入り込んで膨張・密着するので気密性も必然的に高くなります。
そして先日、吹き付け断熱工事が終わりましたので、実際に現場で施工後の気密測定を行ないました。
大砲?ロケット?のような機材を窓に取り付け、ここから空気を抜いて家の中を負圧にしていくのですが、建物に隙間があればそこから空気が入ってきます。
そして測定中に風を感じるとその隙間にウレタンを吹き込んで処理をしていきます。
その隙間の面積を建物の延べ面積で割ったものが『隙間相当面積=C値(cm2/m2)』となり、C値が小さいほど隙間が小さく、気密性が高い家となるわけです。
今回の家はC値=0.40
一棟一棟、大きさも間取もが違いますので、「コムハウジングの家の気密性は〇〇」とは一概に言えないのですが、
当社では高気密住宅の指標になっているC値=2.0を上回る<C値=1.0>をクリアするようにしています。
気密性能が高ければ高いほど、隙間がなくなり、外の冷気が侵入せず快適な空間を実現させます。
外の冷気が入って来てしまうと、暖めら軽くなった空気は、天井付近へ持ち上げられ、
冷たい(重い空気)が床付近に溜まり、足元が冷える家になってしまいます。
快適な家づくりに、気密性能は欠かせません。