デッキについて
2017/12/05(火)
2019年4月まで
先日、弊社のOBのお客様から、
「木製のフェンスが経年劣化で傷んできたので、取り替えたい」とご連絡を頂きました。
早速、見に行くと、たしかに部分的に腐食も進んでいたので
アルミのものへ交換をご提案させて頂きました。
その際、ついでにウッドデッキの様子を見たところ、
ウッドデッキは、さほどでもなく、まだまだ大丈夫な様子。
帰社して、12~13年かなと思いながら、年数を調べたところ
17年も経過しておりました。
ウッドデッキの耐久性は、メンテナンスにもよりますので
一概には言えないのですが、そのころは、ウッドデッキと同じ樹種の
大引き(デッキの下の土台部分)が無かったので、国産の檜などを使っており
日光もあたらず乾燥しにくい事もあって、先に大引きが腐食がすすむ事が多いようです。
今は、デッキ材として輸入される硬い木と同じ樹種の部材が
多く販売されていますので
腐食に強くなったといえますが、やはり天然の木ですので、
ずっともちこたえるという事はないですよね。
そこで、最近は弊社でも採用を始めたのが、樹脂製のデッキ材に
大引きをアルミ製という組み合わせです。
この組み合わせですと、メンテンナンスの心配はなくりますし
紫外線による色の変化が少ないことも特徴です。
ただ、質感はやはり、木製デッキのほうが良いというご意見も多く、
悩ましくもありますね。
是非実際に、ウッドデッキや樹脂デッキ、はたまたタイル仕上げなどの
建物を多く見ていただいて、お好みのスタイルを見つけていただければと思います。